布団に古いシミや黒いカビの点々があると、「クリーニングに出せば、どこまできれいになるのかな」と気になりますよね。
特に、長く収納していた布団や、汗ジミ・黄ばみが目立つ布団は、丸洗いで見た目まで元に戻るのか不安になりやすいところです。
しももとクリーニングでは、届いた布団を1枚ずつ検品し、布団を傷めない範囲でシミ抜きを行っています。
ただし、古いシミや繊維に定着した黄ばみ、黒カビの跡が、すべて見えなくなるわけではありません。
しももとクリーニングは塩素系漂白剤を使わず、石けんでシミ抜きと丸洗いを行う方針です。
そのため、布団への負担に配慮した洗い方を希望する人には検討しやすい一方で、新品のような白さや完全な漂白を求める人は注意が必要です。
この記事では、しももとクリーニングのシミ抜き方法や、カビ・臭いへの対応、漂白剤を使わない方針、依頼前に確認したい注意点を整理します。
先に大切なことをお伝えすると、「布団を丸洗いできること」と「シミやカビ跡が見えなくなること」は別です。
見た目の完全除去を期待するのではなく、どのような目的でクリーニングを利用したいのかを整理しながら確認してみてください。

しももとクリーニングでシミやカビは落ちる?
先に結論をお伝えすると、しももとクリーニングではシミ抜き作業が行われますが、すべてのシミやカビ跡が完全に消えるとは限りません。
公式の作業工程では、届いた布団を1枚ずつ広げて点検し、個別に「布団カルテ」を作成したうえで、布団を傷めない範囲のシミ抜きを行うと説明されています。
一方、公式の注意事項では、古いシミや汚れは完全に取り除けない場合があり、黒く点々と付いたカビも丸洗い後に見た目がほとんど変わらないことがあると案内されています。
シミ抜きは行われるが完全除去が保証されるわけではない
「シミ抜き対応」と聞くと、目立つシミがすべて消えるように感じるかもしれません。
しかし、実際の仕上がりは、次のような条件によって変わります。
- シミの種類
- シミが付着してからの時間
- 汚れが繊維にどの程度定着しているか
- 布団の素材
- 側生地の劣化状態
- 色柄や染色の状態
付いたばかりの汚れと、数年間そのままになっていた黄ばみでは、同じシミ抜きを行っても仕上がりに差が出ます。
特に、時間がたって酸化したシミや、繊維の奥に固着した汚れは、布団を傷めない範囲の処置では残る場合があります。
しももとクリーニングのシミ抜きは、シミの完全除去を保証するものというよりも、布団の状態を確認しながら、可能な範囲で処置してもらうものと考えると分かりやすいでしょう。
古いシミや黒カビの跡は残る場合がある
古い汗ジミや黄ばみ、黒カビの点々は、洗浄後も見た目に残る可能性があります。
黒いカビ跡を漂白して目立たなくするには、強い薬剤が必要になる場合があります。
しかし、公式サイトでは、そのような薬剤は布団を傷める可能性があるため使用しないと説明されています。
そのため、丸洗いをしても黒い点が残り、「見た目にはあまり変化がなかった」と感じることもあり得ます。
黒カビの跡を完全に白くすることが最優先なら、しももとクリーニングの方針が自分の希望に合うか、申込み前によく確認したほうがよいでしょう。
丸洗いで汚れを洗うことと見た目が戻ることは別
布団を丸洗いする目的は、表面を白く見せることだけではありません。
しももとクリーニングでは、小型の布団専用洗濯機を使い、布団の中わたまで水洗いする工程を採用しています。
公式サイトでは、他人の布団と一緒に洗わない完全個別洗いであることも案内されています。
一方で、繊維に残った変色や黒いカビ跡は、水洗いをしても見た目に残ることがあります。
つまり、次の2つは分けて考える必要があります。
- 布団の中まで丸洗いすること
- 表面のシミや黒い跡を見えなくすること
個人的には、しももとクリーニングは「古いシミを新品のように消したい人」よりも、「見た目の限界を理解したうえで、布団全体を個別に丸洗いしたい人」に合いやすい印象です。
シミやカビがある布団について、まず公式の対応方針を確認したい人は、申込み条件と注意事項を見ておくと安心です。
しももとクリーニングのシミ抜きはどのように行われる?
しももとクリーニングでは、届いた布団をそのまま洗濯機へ入れるわけではありません。
まず検品を行い、布団の状態やシミの箇所を確認してから、シミ抜きと丸洗いへ進みます。
届いた布団を1枚ずつ広げて検品する
工場へ届いた布団は、1枚ずつ広げて点検されます。
確認されるのは、シミの位置だけではありません。
布団の種類、破れ、ほつれ、生地の弱りなども含めて、現在の状態を確認する工程です。
布団は長期間使うものなので、見た目が似ていても、使用年数や保管方法によって劣化状態は異なります。
最初に1枚ずつ確認してもらえる点は、古い布団やシミのある布団を依頼するときの判断材料になります。
布団カルテを作成して状態を確認する
検品時には、布団ごとに「布団カルテ」が作成されます。
公式の作業工程によると、作成した布団カルテと品物を照らし合わせながら、シミのある箇所を確認していく流れです。
シミの位置や布団の状態を個別に管理したうえで、シミ抜き作業へ進みます。
完全個別洗いだけでなく、洗浄前の状態確認も個別に行われる点は、しももとクリーニングの特徴のひとつです。
シミのある箇所を布団が傷まない範囲で処置する
シミ抜きは、布団を傷めない範囲で行われます。
ここで大切なのは、「シミを消すことを何よりも優先する」のではなく、「布団へのダメージを抑えながら、できる範囲で処置する」という考え方です。
強い薬剤や強い摩擦を加えれば、見た目が変わる可能性はあります。
しかし、生地や中わたを傷めてしまうと、その後も布団を使い続けにくくなります。
公式ブログでも、塩素系漂白剤は使用せず、生地の状態を見ながら可能な範囲でシミ抜きを行うという説明があります。
そのため、仕上がりを判断するときは、「どこまで白くなったか」だけでなく、「布団を傷めない方法で処置されたか」という視点も持っておくとよいでしょう。
塩素系漂白剤を使わず石けんで対応する
しももとクリーニングでは、シミ抜きで塩素系漂白剤を使用せず、石けんのみを使うと案内しています。
塩素系漂白剤が、布団の側生地や中わたを傷めるおそれがあるためです。
強い薬剤を避けた洗い方に魅力を感じる人には、納得しやすい方針でしょう。
ただし、漂白剤を使わないということは、古い黄ばみや黒いカビ跡を、漂白によって白く見せる作業ではないということでもあります。
「漂白剤を使わないからよい」とメリットだけで判断せず、見た目の仕上がりに限界があることもセットで確認しておく必要があります。
シミ抜き後は布団全体を完全個別洗いする
シミ抜きの後は、小型の布団専用洗濯機で丸洗いされます。
しももとクリーニングでは、ほかの利用者の布団と一緒に洗わない「完全個別洗い」を採用しています。
シミやカビがある布団を依頼するときに、ほかの家庭の布団とまとめて洗われることが気になる人もいるでしょう。
その点、個別に洗ってもらえることは、依頼先を比較する際の分かりやすい判断材料です。
ただし、完全個別洗いであることと、シミやカビ跡が完全に消えることは別です。
個別洗いは洗浄方法の特徴であり、見た目の完全除去を保証するものではありません。

古いシミや黄ばみはどこまで落ちる?
古いシミや黄ばみは、付着したばかりの汚れよりも落ちにくくなります。
ただし、「汗ジミなら落ちる」「黄ばみなら落ちない」と、汚れの名前だけで単純に判断することはできません。
シミが付いてからの時間や、布団の素材、生地の状態も仕上がりに影響します。
時間がたったシミは繊維に定着している場合がある
シミは時間がたつほど、繊維の奥へ入り込み、酸化や固着が進みます。
特に、汗や皮脂を含んだ汚れは、長期間そのままにすることで黄ばみや臭いにつながることがあります。
公式ブログでも、汚れたまま長期間保管すると、汚れが定着して落ちにくくなると案内されています。
最近付いたシミと、何年も前からあるシミでは、同じ方法で洗っても仕上がりが異なる可能性があります。
依頼時には、シミの種類だけでなく、「いつ頃付いたものか」「長期間収納していたか」も整理しておくとよいでしょう。
汗や皮脂による黄ばみは残る可能性がある
布団には、寝ている間の汗や皮脂が少しずつ蓄積します。
水洗いは汗などの水溶性汚れと相性のよい方法ですが、時間がたって生地自体が黄色く変色した部分まで、必ず元の色に戻るわけではありません。
2026年3月の公式ブログでも、布団の汚れの大部分は汗であり、水洗いが適していると説明されています。
ただし、水洗いで汗汚れを洗うことと、酸化して黄色くなった見た目が完全に戻ることは別です。
黄ばみが残っていても、ただちに丸洗いされていないという意味にはなりません。
ここは、仕上がりを見るうえで分けて考えたいポイントです。
布団の素材や側生地の状態によって対応範囲が変わる
同じようなシミでも、側生地が丈夫な布団と、長年使って薄くなった布団では、できる処置が異なる場合があります。
傷んだ生地に強いシミ抜きをすると、破れや色落ちにつながる可能性があるためです。
古い布団では、シミがどこまで落ちるかだけでなく、生地を傷めずに洗えるかという点も重要になります。
「もう古い布団だから強く洗ってほしい」と考える人もいるかもしれません。
ただ、使い続ける予定があるなら、見た目だけを優先して生地を傷めるよりも、状態に合わせて処置してもらうほうが現実的です。
新品同様の白さには戻らない場合がある
しももとクリーニングは、塩素系漂白剤を使用しません。
そのため、新品のような白さや、シミがまったく見えない状態を求めている人は、仕上がりに物足りなさを感じる可能性があります。
公式FAQでも、素材などによって仕上がりに差があり、購入時の状態までは復元できないと案内されています。
「今使っている布団を丸洗いして、できる範囲で整えたい」と考える人には検討しやすい一方、「新品同様の見た目に戻したい」という目的には合わない場合があります。

自分でシミ抜きしてから送ったほうがよい?
目立つシミがあると、発送前に自分で少しでも落としておきたくなるかもしれません。
新しく付いた軽いシミであれば、素材や洗濯表示を確認したうえで、自宅で処置できる場合もあります。
一方、古いシミやカビがある布団をクリーニングへ出す予定なら、自己判断で強くこすったり、使用できるか分からない漂白剤を使ったりするのは慎重に考えたほうがよいでしょう。
強くこすると側生地を傷める場合がある
布団の側生地は、広い範囲で中わたを包んでいます。
一部分を強くこすると、生地が毛羽立ったり、薄くなった部分が破れたりする可能性があります。
古い布団や長期保管していた布団では、見た目では分かりにくい劣化が進んでいることもあります。
公式ブログで紹介されている家庭でのカビ処置でも、強くこすると生地を傷めるため注意するよう案内されています。
無理にシミを薄くしようとするよりも、布団の状態を保ったまま相談するほうがよい場合もあります。
漂白剤によって変色や傷みが起こる可能性がある
家庭用の漂白剤は、製品や布団の素材によって使用条件が異なります。
自己判断で使うと、シミとは別の変色が起きたり、側生地を傷めたりする可能性があります。
また、自宅で一部だけ処置した結果、周囲との色の差が目立つことも考えられます。
しももとクリーニング自体も、布団への負担を考えて塩素系漂白剤を使わない方針です。
すでにクリーニングへ出す予定があるなら、無理に処置するよりも、シミの原因や付いた時期を伝えて相談するほうが安心です。
気になる箇所は申込み時に伝える
シミの場所や原因、付着した時期が分かる場合は、申込み時に整理して伝えておきましょう。
たとえば、次のような情報です。
- 汗や皮脂による黄ばみ
- 血液
- 飲み物や食べ物
- 子どものおねしょ
- カビ
- 長期保管による汚れ
- 原因が分からない古いシミ
どこまで対応できるかは、最終的に実物を確認してからの判断になります。
それでも、気になる箇所を事前に伝えておくことで、依頼者と作業側の認識を合わせやすくなります。
黒カビの点々は消える?
布団の表面に黒い点々が付いている場合、丸洗い後も見た目が残る可能性があります。
公式の注意事項では、黒く点状になったカビ汚れは、強い薬剤を使わなければ落としにくく、丸洗い後も見た目がほとんど変わらない場合があると案内されています。
公式ブログでも、黒くなったシミは落とし切れない場合があると説明されています。
黒カビの跡は見た目に残る場合がある
黒い点は、カビの色素が布団の生地に定着している場合があります。
この状態では、布団全体を水洗いしても、黒い色だけが残ることがあります。
「丸洗いをしたのに黒い点が残っている」という仕上がりもあり得るため、見た目の完全除去を期待しすぎないことが大切です。
黒い点が少し残っていても、洗浄工程そのものが行われていないとは限りません。
反対に、見た目が薄くなったからといって、すべての状態が希望どおりになったと自己判断することも避けたほうがよいでしょう。
強い薬剤を使わないため漂白のような仕上がりではない
黒カビの跡を目立たなくするには、強い薬剤による処置が必要になる場合があります。
しかし、そのような薬剤は、側生地や中わたを傷める原因にもなります。
しももとクリーニングは布団への負担を抑える方針を取っているため、黒い点を漂白して白くすることを最優先にしたサービスではありません。
この方針をどう感じるかは、利用者が何を重視するかによって変わります。
多少跡が残っても布団への負担に配慮してほしい人には合いやすいでしょう。
一方、布団が傷む可能性よりも、黒い点を見た目からなくすことを優先したい人には、希望と合わない場合があります。
丸洗いと見た目の除去は分けて考える
カビのある布団を依頼するときは、次の2つを分けて考えておくと分かりやすくなります。
ひとつは、布団全体を水で丸洗いすること。
もうひとつは、黒いカビ跡を見た目から消すことです。
しももとクリーニングは、強い薬剤で見た目を白くすることよりも、布団を個別に丸洗いすることを重視しています。
黒い点が完全に消えることを最優先にする人は、申込み前に希望する仕上がりが可能か問い合わせたほうがよいでしょう。
なお、カビに関する健康面や安全性は、布団の状態や使用環境によっても変わります。
この記事では、医学的な効果や安全性を断定せず、クリーニング方法と見た目の仕上がりに限って整理しています。

カビが広範囲でも依頼できる?
カビが一部分に付いている布団と、広い範囲に広がっている布団では、状態が大きく異なります。
公式サイトでは、カビの面積ごとの明確な受付基準までは案内されていません。
そのため、広範囲にカビがある場合は、自己判断ですぐに発送せず、事前に確認したほうが安心です。
カビの範囲や布団の状態によって判断が変わる
表面に少し黒い点がある場合と、布団の広い範囲にカビが広がっている場合では、布団全体の状態が異なります。
また、確認したいのはカビの範囲だけではありません。
- 側生地が弱っていないか
- 破れやほつれがないか
- 中わたまで湿っていないか
- 臭いが極端に強くないか
- 長期間濡れた状態になっていなかったか
これらの状態も、受付可否や仕上がりに関係する可能性があります。
最終的に洗えるかどうか、どの範囲まで処置できるかは、しももとクリーニング側の判断となります。
湿ったままの布団はそのまま送らない
カビが気になる布団は、内部に湿気を含んでいる場合があります。
湿ったまま袋に入れると、配送中に状態が悪化したり、臭いが強くなったりする可能性があります。
発送前には、布団が湿っていないか確認しておきましょう。
ただし、カビを落とそうとして自宅で全体を濡らし、十分に乾かないまま発送するのは避けたほうが安心です。
自宅で処置をした場合も、水分が残っていないことを確認する必要があります。
判断しにくい場合は発送前に問い合わせる
次のような状態なら、発送前の問い合わせをおすすめします。
- カビが広範囲にある
- カビ臭がかなり強い
- 布団が湿っている
- 生地が薄くなっている
- 小さな破れがある
- 長期間使用していなかった
- 受付対象か判断できない素材である
布団の種類、使用年数、カビの範囲などを伝え、必要に応じて写真で確認してもらえるか相談すると判断しやすくなります。
広範囲のカビや強い臭いがある場合は、申込み前に公式の受付条件を確認しておきましょう。
受付できない状態の布団をそのまま送るよりも、事前に確認しておくほうが、お互いの行き違いを減らしやすくなります。
カビ臭や長期保管の臭いは取れる?
臭いについても、「クリーニングに出せば必ずなくなる」とは言い切れません。
臭いの原因が汗や皮脂なのか、湿気やカビなのか、長期保管によるものなのかによって、仕上がりが変わるためです。
複数の原因が重なっている場合もあります。
汗や皮脂汚れが原因の臭い
しももとクリーニングでは、水を使って布団の中わたまで丸洗いします。
汗は水溶性の汚れであるため、水洗いと相性がよいと公式ブログでも説明されています。
そのため、汗や水溶性の汚れが主な原因になっている臭いは、丸洗いによって変化を感じられる可能性があります。
ただし、臭いの強さや定着具合、布団の素材によって差が出ます。
皮脂などほかの汚れと混ざっている場合もあるため、すべての臭いが完全に取れるとは限りません。
長期間収納していた布団の臭い
押し入れや収納袋に長期間入れていた布団には、さまざまな臭いが付いている場合があります。
たとえば、次のような原因です。
- 汗や皮脂の酸化
- 湿気
- ほこり
- カビ
- 収納場所の臭い
- ビニール袋や圧縮袋の臭い
原因がひとつではない場合、丸洗い後も多少の臭いが残る可能性があります。
長期保管した布団は、臭いだけでなく、カビや側生地の劣化もあわせて確認しておきましょう。
洗浄後は約70℃で短時間乾燥する
しももとクリーニングでは、洗浄後の布団を立体型乾燥機で乾燥します。
公式の作業工程では、長時間の低温乾燥による臭いの発生などを避けるため、約70℃でできるだけ短時間に乾燥する方針が案内されています。
洗った後にしっかり乾燥させることは、布団クリーニングの仕上げとして重要な工程です。
ただし、約70℃で乾燥する工程があるからといって、もともと付いていたすべての臭いが必ずなくなるという意味ではありません。
臭いの原因と布団の状態によって、仕上がりには差が出ます。
臭いが残っても洗えていないとは限らない
クリーニング後に臭いが少し残っていると、「きちんと洗ってもらえなかったのでは」と感じることもあるでしょう。
しかし、見た目のシミと同じように、臭いの残り方だけで洗浄工程の有無を判断することはできません。
素材そのものに臭いが定着している場合や、複数の原因が重なっている場合は、丸洗いをしても完全に無臭にはならないことがあります。
反対に、臭いが弱くなったとしても、仕上がりの感じ方には個人差があります。
臭いに敏感な人や、強いカビ臭がある布団を依頼したい人は、申込み前に状態を具体的に伝えておくとよいでしょう。
ペットの粗相などは通常の臭いと分けて考える
ペットのおしっこなどが付いた布団は、汗臭や長期保管による臭いとは条件が異なります。
しももとクリーニングの公式情報では、ペットの毛や粗相が付いた布団の取扱可否を事前に確認することが重要だと案内されています。
通常の人用布団クリーニングと、ペット用品向けのサービスは、対象品や条件を分けて考える必要があります。
「ペット向けサービスがあるから、通常コースでも洗ってもらえる」と自己判断せず、どのコースに該当するか確認しましょう。
特に、おしっこが広範囲に付いている、乾いていない、臭いが極端に強いといった場合は、発送前の問い合わせが必要です。

漂白剤を使わないメリットと注意点
しももとクリーニングの特徴のひとつが、塩素系漂白剤を使わず、石けんでシミ抜きと丸洗いを行うことです。
この方針にはメリットがありますが、見た目の仕上がりを重視する人にとっては注意点にもなります。
布団の側生地や中わたへの負担に配慮している
塩素系漂白剤は、布団の側生地や中わたを傷めるおそれがあります。
そのため、しももとクリーニングではシミ抜きにも石けんを使用しています。
できるだけ強い薬剤を使わずに洗ってほしい人には、納得しやすい方針です。
特に、布団を今後も使い続けたい人にとっては、見た目だけでなく、側生地や中わたへの負担も気になるところでしょう。
古いシミやカビ跡が残る可能性がある
漂白剤を使わない分、時間がたった黄ばみや、黒く定着したカビ跡は残ることがあります。
公式サイトでも、古いシミや汚れを完全に取り除けない場合があると案内されています。
漂白剤不使用をメリットだけで判断するのではなく、次のような仕上がりの可能性も理解しておきましょう。
- 黄ばみが薄くならない場合がある
- 黒いカビ跡が残る場合がある
- 色の変化が小さい場合がある
- 新品のような白さには戻らない場合がある
この点に納得できるかどうかが、依頼後の満足度にも関わります。
見た目の白さを最優先する人には合わない場合がある
布団への負担よりも、シミや黒い点を見えなくすることを優先したい人には、しももとクリーニングの方針が合わない可能性があります。
一方で、多少跡が残っても、強い塩素系漂白剤を使わずに布団全体を洗いたい人には検討しやすいでしょう。
どちらがよいかは、クリーニングで何を一番重視するかによって変わります。

「漂白剤不使用だから絶対によい」「シミが残るから意味がない」と一方的に考えるのではなく、自分の希望と合っているかを見ることが大切です。
シミやカビがある布団を出す前に確認したいこと
シミやカビがあるからといって、すぐに発送するのではなく、布団全体の状態を一度確認しておきましょう。
汚れ以外の部分が劣化していると、丸洗いによって破れが広がる可能性もあります。
シミやカビの範囲を確認する
まず、シミやカビが一部分だけなのか、広範囲に広がっているのかを確認します。
シミの原因や付着した時期に心当たりがある場合は、その内容も整理しておきましょう。
写真を撮っておくと、問い合わせ時に説明しやすくなります。
特に古いシミや黒カビ跡については、見た目が残る可能性を理解したうえで依頼することが大切です。
生地に破れやほつれがないか確認する
側生地に小さな破れやほつれがある場合、丸洗い中に広がる可能性があります。
公式の注意事項でも、時間の経過で劣化した生地は、丸洗いによって弱っている部分が破れる場合があると案内されています。
羽毛布団の場合は、小さな穴や縫い目の開きから羽毛が出ることもあります。
表面だけでなく裏面や縫い目も確認しておきましょう。
側生地が薄くなっていないか確認する
破れが見つからなくても、長年の使用によって生地が薄くなっていることがあります。
次のような状態があれば注意が必要です。
- 触ると極端に薄い部分がある
- 縫い目が弱っている
- 表面が擦れている
- 生地の一部が透けて見える
- 小さな穴から中わたが出ている
公式の注意事項では、使用に支障が出ると判断された品物に、あて布などの処置を行う場合があると説明されています。
ただし、補修専門のサービスと同じ仕上がりを期待するのではなく、丸洗いに必要な範囲の処置と考えておくほうがよいでしょう。
布団が湿ったままではないか確認する
布団が湿っている場合は、そのまま袋へ入れないようにしましょう。
特にカビ臭がある布団は、内部に湿気が残っている可能性があります。
湿った布団を密閉して送ると、配送中に臭いやカビの状態が悪化することも考えられます。
十分に乾かせない、濡れた原因が分からない、内部まで湿っている感じがするといった場合は、発送前に相談したほうが安心です。
臭いや汚れが極端に強くないか確認する
通常の汗臭や軽い保管臭とは異なり、極端に強いカビ臭や排泄物の臭いがある場合は、通常の受付条件に当てはまらない可能性があります。
臭いの感じ方には個人差がありますが、「梱包していても周囲に広がる」「部屋全体に臭いが残る」といった状態なら、先に問い合わせたほうがよいでしょう。
汚れについても、広い範囲に液体が染み込んでいる場合や、乾いていない場合は自己判断で送らないようにします。
ペットの毛や粗相が付いていないか確認する
ペットの毛やおしっこが付いた布団は、通常の布団クリーニングと同じ条件で受け付けてもらえない可能性があります。
ペット用品向けのコースと、人が使用する布団の通常コースは、対象品や申込み条件を分けて確認する必要があります。
自己判断で送らず、どのコースに該当するのかを事前に問い合わせましょう。
洗える布団かどうかを確認する
シミやカビへの対応が可能でも、布団の素材や構造そのものが対象外であれば依頼できません。
キングサイズなど洗濯機に入らない布団があることや、素材・種類によって受付条件が異なることは、公式FAQでも案内されています。
シミやカビがある布団でも、素材や状態によっては対象外になる場合があります。
出せる布団か不安な人は、洗える布団・洗えない布団の記事も確認しておきましょう。
側生地が弱っている古い布団は注意が必要
古い布団や長期間収納していた布団では、シミやカビだけでなく、生地そのものの劣化にも注意が必要です。
シミがきれいになるかどうかだけを見ていると、洗浄中の破れや補修の可能性を見落としてしまいます。
丸洗いで弱った部分が破れる可能性がある
布団は時間の経過とともに、側生地や縫い目が弱くなります。
見た目では問題がないように見えても、水を含んだ状態や洗浄時の動きによって破れることがあります。
しももとクリーニングでは細心の注意を払いながら洗浄すると案内していますが、古い布団の破れを完全に防げるわけではありません。
特に、何年も使用している布団や、長期間押し入れに入れていた布団は、側生地の状態まで確認しておきましょう。
状態によってはあて布などの処置が行われる
丸洗いに支障が出ると判断された場合は、あて布などの処置が行われることがあります。
ただし、元の見た目とまったく同じ状態に戻す補修とは限りません。
公式ブログでも、補修は手縫いや補修布を使用する場合があると説明されています。
シミやカビをきれいにしたいという希望だけでなく、補修跡が残る可能性も含めて検討しましょう。
判断が難しい場合は発送前に問い合わせる
古い布団の場合、自分では洗える状態か判断しにくいことがあります。
次のような不安があれば、先に問い合わせておくと安心です。
- 小さな破れがある
- 生地が薄くなっている
- 中わたが出ている
- カビが広い範囲にある
- 臭いがかなり強い
- 素材が分からない
- 洗濯表示が読めない
最終的な受付可否や、どこまで処置できるかは、しももとクリーニング側の判断になります。

シミやカビがある布団でも向いている人
しももとクリーニングは、次のような人に向いています。
- シミの完全除去より布団全体の丸洗いを重視する人
- 漂白剤を使わない方針に納得できる人
- 石けんによる洗浄を希望する人
- ほかの利用者の布団と分けて洗ってほしい人
- 古いシミや黒カビ跡が残る可能性を理解できる人
- 布団への負担にも配慮してほしい人
- 依頼前に布団の状態や受付条件を確認できる人
特に、見た目を新品のように戻すことよりも、今使っている布団を個別に丸洗いしたい人には検討しやすいでしょう。
「シミが少し残っても、強い漂白剤を使わずに洗ってほしい」と考える人には、方針が合いやすそうです。
向いていない可能性がある人
反対に、次のような人は希望と合わない可能性があります。
- 古いシミを完全に見えなくしたい人
- 黒カビの点々をすべて消したい人
- 新品同様の白さを求めている人
- 臭いが完全になくなる保証を求める人
- 仕上がりを申込み前に確約してほしい人
- 強い漂白処理を希望している人
- 布団の状態を確認せず、そのまま送りたい人
しももとクリーニングは、強い漂白剤による見た目の変化よりも、布団への負担に配慮した丸洗いを重視しています。
この方針が、自分の希望と合っているかを確認してから選びましょう。

シミやカビ以外の注意点も知りたい人は、申込み前に確認しておきたいデメリットもあわせてご覧ください。
シミ・カビがある布団の依頼前チェックリスト
依頼前に、次の項目を確認しておきましょう。
- シミが付いた時期を確認した
- シミの原因に心当たりがあるか整理した
- シミや黄ばみの範囲を確認した
- 黒カビが一部か広範囲か確認した
- 表面だけでなく裏面も確認した
- 生地に破れやほつれがないか確認した
- 側生地が極端に薄くなっていないか確認した
- 中わたや羽毛が出ていないか確認した
- 布団が湿ったままではないことを確認した
- 臭いの原因に心当たりがあるか整理した
- 臭いや汚れが極端に強くないか確認した
- ペットの毛や粗相が付いていないか確認した
- しももとクリーニングの対象布団か確認した
- 古いシミやカビ跡が残る可能性を理解した
- 新品同様には戻らない可能性を理解した
- 判断できない点は発送前に問い合わせた
すべての項目に問題がない場合でも、仕上がりが保証されるわけではありません。
ただ、事前に布団の状態とサービスの方針を確認しておくことで、申込み後の行き違いは減らしやすくなります。
特に、見た目の仕上がりを重視する人は、「どこまで落ちるか」だけでなく、「残る可能性を受け入れられるか」も考えてみてください。

まとめ|完全除去より丸洗いの目的を整理して依頼しよう
しももとクリーニングでは、届いた布団を1枚ずつ検品し、布団カルテを作成したうえでシミ抜きが行われます。
ただし、シミ抜きは布団を傷めない範囲での対応です。
古いシミや黄ばみ、繊維に定着した汚れ、黒カビの点々は、丸洗い後も見た目に残る可能性があります。
また、塩素系漂白剤を使わず石けんで対応する方針は、布団への負担に配慮したい人には魅力ですが、新品同様の白さや完全な漂白を求める人には注意点になります。
臭いについても、汗や皮脂、長期保管、湿気、カビなど原因によって仕上がりが異なります。
丸洗いによって変化が期待できる臭いもありますが、必ず無臭になるとは限りません。
依頼前には、シミやカビの範囲だけでなく、破れ、生地の劣化、湿り、臭いの強さ、ペットの粗相の有無も確認しておきましょう。
料金と現在の納期については、それぞれの関連記事で詳しく整理しています。
シミやカビへの対応だけでなく、実際の口コミや料金、メリット・デメリットまで含めて判断したい人は、総合記事もあわせて確認しておくと安心です。
布団の素材や汚れの状態によって、受付可否や仕上がりは変わります。
古いシミや広範囲のカビ、強い臭いがある場合は、いきなり発送するのではなく、公式サイトで現在の注意事項と申込み条件を確認しておきましょう。

